皆さん、こんにちは^^
近年注目されている「時間医学」をご存じですか?
実は不眠治療の分野で今注目されている医学なんです☆
今回はそんな「時間医学」を活かした不眠の改善法をご紹介いたします!
≪時間医学とは?≫
人体には時間の変化に応じた周期的なリズムが備わっています。その代表が「朝は目が覚めて夜は眠くなる」というリズム。
その他にも、血圧や内臓の温度が高くなる時間帯など、私たちの体には一定の周期性があることがわかっています。
このような周期を活かして不調の改善や予防に役立てる医学が「時間医学」です!
≪時間医学を活かした不眠改善法≫
(1)自分に必要な睡眠時間を把握する
世の中にはショートスリーパーもいればロングスリーパーいますよね。
必要な睡眠時間は人によって異なります。まずは自分の必要睡眠時間を確認してみましょう!
<10日間の睡眠の記録を付けよう>
起床・就寝・途中で目覚めた時間・昼寝時間など全て記録します。
合計時間を10で割った数が、あなたの1日当たりに必要な睡眠時間です。
(2)1週間に1日、規則正しい生活を送ってみよう
睡眠ホルモンのメラトニンは3.5日周期の分泌リズムがあります。
ということは、3.5日 × 2=7日(1週間)の単位で睡眠時間が管理できます。
1週間に1日、できれば決まった曜日に規則正しい生活を送るようにしてみましょう!
<規則正しい1日の過ごし方>
① 起床時間を決める
・・・ 時間医学では23時に就寝することが理想です。
23時に(1)で計算した睡眠時間を足して起床時間を決めましょう。
② 朝食は起床1時間以内、昼食は正午、夕食は18時
・・・ ボリューム比率は「3・3・4」が理想です。
また食後には軽いウォーキングがおすすめです☆
③ 21時以降はテレビ・パソコン・スマートフォンを見ない
・・・ 1日使った脳をゆっくり休めます。そして23時にはベッドへ入りましょう。
1週間に1日だけ規則正しい生活を送るだけで、睡眠の質が上がるとの事です。
睡眠の質は疲労や老化防止につながります☆新年度からの健康習慣として、ぜひ取り入れてみてください♪
(山下)